商品情報・ストア αアカデミー αアカデミー for Professional プロフェッショナル動画講座 講師コラムVol.2 -鈴木佑介-

αアカデミー for Professional

プロフェッショナル動画講座

講師コラムVol.2 -鈴木佑介-

みなさん、こんにちは。映像作家の鈴木佑介です。
αアカデミー for Professional <プロフェッショナル動画講座>講座情報開示から早い段階で2018年5月開講の銀座校(東京)の申込みが満席となってしまいました。
ありがとうございます。
惜しくも参加できなかった方は申し訳ございませんが、追加開催の機会をお待ちください。

名古屋・大阪での講座はまだ残席があるようですので、検討されている方はお早めにお申し込みください。
さて、第二回となる本コラムですが、今回は実際の講座の内容を具体的に紹介したいと思います。

-超実践的な αアカデミー for Professional-

第1回目の講座は『映像の概念と「テイク」する動画の基本』と題して、本当に基礎の基礎から映像を理解していただきたいと思います。ありがちな、よくある知識を並べるだけの講座でなく、自分たちが向かうべき場所を定めてから「ゴールから遡って考える」を合言葉に「必要なもの」を「必要なタイミング」で講義しますので、経験ゼロの方も、ある程度の知識・経験がある方でも楽しく学ぶことができる内容になっています。

座学として休憩を挟みつつ、3〜4時間(3部構成)行い、実際に「テイク」する撮影を体感していただくべく、「カメラ一台だけで、その場で起きていることをかっこよく撮りきる」をテーマにしたワークショップとレビューを行います。

第2回の講座は「編集」です。

いきなり編集?と思われた方もいると思いますが、はい。いきなり編集です。
私の講座は「編集」から学んでいただきます。映像は「ゴールから遡って」考えます。ゴール(完成形)をイメージできていないと撮影は上達しません。
DaVinci Resolve14を使って基本的な映像の編集(つなぎ)からカラコレ(色補正)とグレーディング(演色)について私が撮影した実際の映像素材を使用しながら、実際に編集をして学んでいただきます。DaVinci Resolveでできること、がある程度学ぶことができます。
しかも、ブラックマジックデザイン株式会社様の協力をいただき、グレーディングの際に便利なMicro Panelを使うことができます。カラーグレーディングの楽しさも体感していただけます。ただし、この講座は覚えることがとても多いので、DaVinci Resolve14をただPCにインストールをするだけ、ではなく可能であれば、ある程度触ってから参加すると理解がより深まると思います。
編集作業を効率化させる鈴木式カスタムの編集ショートカットデータもプレゼントします。

第3回の講座は「テイク」する映像に演出を加える事をテーマに、「特機」を使った撮影演出について学んでいただきます。

改めて「テイク」する方法を復習し、今でこそ当たり前になった、ステディショット、スライダーショット、ハイスピード撮影、など実際に映像にどのような効果を与えるのか、を改めて学んでいただいた上で平和精機工業株式会社様(Libec)、ヴァイテックイメージング株式会社様(Manfrotto)、PILOTFLY社様などの協力をいただき、実際にスタビライザー、三脚、一脚、スライダーなどの使い方、動き方と運用方法をモデルを起用したワークショップ形式で学んでいきます。

今までの「あるもの」を撮る、というスタンスから「状況を与えてから起こるもの」を撮る、というテイクとメイクの中間域に踏み込みます。

第4回は「音」を軸に「インタビュー撮影」と「マルチカム編集」について学びます

映像に必要不可欠な「録音」という要素を学び、どうやってシンプルに綺麗な音を録っていくか、複数台のカメラで行うインタビュー撮影と編集、またイベント撮影をテーマに実際の録音セッティングや音声の簡単な編集を学んでいきます。

LEDライトを使用したインタビュー撮影時のライティングTipsをはじめ、録音機器はティアック株式会社様、RODE社様の協力をいただき、ピンマイクやガンマイク、PCMレコーダー、など多数の機器を実際に使いながら学んでいただけます。

ワークショップではチームでマルチカムでのインタビュー撮影を行い、再びDaVinci Resolveを使用してのマルチカム編集や音声の同期の方法などを学んでいただきます。

最後となる第5回はより「メイク」する映像と編集を考えていきたいと思います。

安易なインタビューや言葉だけで紡ぐのではなく、いかに「ヴィジュアル」で映像を語るのか?1枚の画から動画へと分解しながら行う撮影方法やストーリーの考え方のワークショップをグループで行い、実際に撮影を行います。

撮影は1枚の画をきちんと「メイク」していくため株式会社シグマ様やカールツァイス株式会社様のシネレンズ・単焦点レンズを使用し、レンズ毎の違いを体感していただきます。そして少しでも収録する映像データの向上を図るため、ATOMOS社製の外部レコーダーを利用した収録方法を学びます。またDaVinci ResolveでのグレーディングTipsも紹介。Log素材の扱い方、ルックを作るトレーニングなども行います。

講座第3回の様子。PILOTFLY社のAdventurerを使用し、特機の効果をワークショップを通じて学ぶ。

第1回〜第5回の具体的な講座内容を紹介しましたが、いかがでしょうか?かなり濃密な内容になっています。そしてこれだけ様々な企業の協力を得て実際に機材を触って学べるセミナーは他に無いと思います。

値段で躊躇される方もいらっしゃると思いますがいつでも買えるレンズを一本買うよりも明らかに知識と技術の向上が望めると思います。

迷っている暇はありません。少しでも前に進みたい、と思っている方は是非ご参加ください。

鈴木佑介