商品情報・ストア αアカデミー αアカデミー for Professional プロフェッショナル動画講座 コラムVol.1 -株式会社MAD PRODUCTION(Studio Knot)-

αアカデミー for Professional

プロフェッショナル動画講座

コラムVol.1 -株式会社MAD PRODUCTION(Studio Knot)-

- 「αアカデミー for Professional<プロフェッショナル動画講座>」の講師である鈴木 佑介氏より実際に教わった方の声をご紹介します。-
※本講座の出張サービスは行っておりません

私が、鈴木佑介氏に出会ったのはCP+2016のソニーブースでの講演でした。
MAD PRODUCTIONは創業10年になるのですが、ずっとブライダル撮影をしてきて、その中で常に新しいカタチに挑戦してきました。
しかし、ここ数年自分たちのやっていることにマンネリと限界を感じていました。何か刺激を求めて訪れたCP+…。

鈴木氏のプレゼンテーションの中で1番感銘を受けたのは、ブライダルの「前撮りムービー」。
自分たちもスチルカメラマンに同行して映像を撮影し、1本の作品に仕上げるという事はすでにやっていたのですが、鈴木氏の作品は何かが違う。

それは何か?としばらく考えながら鈴木氏の言葉を聞いていると、「テイクする映像」から「メイクする映像」の時代へ、という言葉が。 スチルカメラマンに同行して撮影する作品は、全てが受動的な「テイクする映像」の作品。 制作者側で二人らしさを大事にして物語を作り上げていく、鈴木氏が制作する「メイクする映像」の作品。 我々は「テイクする映像」の作品を作り続ける中で、「何かが足りない…」と思い続けていた私は、鈴木氏のこの言葉に心を打たれ、「我々に足りたいのはこれだ!!」と気づきました。

決して難しい撮影技法をとっているという事は無く、映像自体も凄いか?と言えばそんなに凄くない。
でも伝わってくるんです。-制作者の想い-と、-新郎新婦の心-が。

「Back to Basics」鈴木氏はこの言葉も大事に話していました。
その当時、「画質の優劣」に振り回され、そこばかり追い求め、何か限界を感じていた自分には、まさに「目から鱗」。
自分たちを次のステージに連れて行ってくれるのは「この人しかいない」と確信しました。「この人から学びたい!」と感じたのも初めてでした。

そして実際に鈴木氏より学ぶことに。計5回の半年計画でのセミナーでした。
テーマは、(1)「テイクする映像」から「メイクする映像」へ、(2)「Back to Basics」、この二つを中心に座学からスタート。

この二つのテーマは、複雑化していく映像業界の中で、気づきそうで気づけない、でもとっても大事なことだと思います。
鈴木氏は今までの事例を元に、陽気に分かりやすく教えてくれました。結果、弊社のスタッフも最初は戸惑いながらの受講でしたが、徐々に引き込まれていくことに。「決して凄すぎなくて、何か手の届きそうな所にいるんだけど、でも何故か手が届かない」。だからこそ、言葉のひとつひとつが納得出来るし、そうなりたいと思わせてくれる。

そんな鈴木氏のセミナーを全て受講し、我々スタッフの作品に対する考え方は180度変わりました。 「映像が綺麗なら内容なんて無くても満足するでしょ?」と、【人だより・機材だより】の作風から、「どうしたらもっと心に響くか?そのために必要な表現方法とは?」と、 【自分たちで作る・機材を活かす】作風に変化していき、 そのような中でα7シリーズは自分たちの表現したいものを、 全て満たしてくれる素晴らしいカメラだということも気付かせてくれました。

「Back to Basics」 今まではカメラの性能ありきで映像の良し悪しが決まると勘違いしていた自分たちに、 原点に立ち戻り、その機材を活かすも殺すも自分たち次第ということを気付かせてくれました。 鈴木氏に出会えて本当に良かったと思いますし、本当に感謝しています。 そしていつか鈴木氏を超えていきたいと思っています。

株式会社MAD PRODUCTION 代表取締役 石村剛