製品情報>My Sony Club>知る・楽しむ>フォト>αcafe web マンスリーフォトコン連動 撮りかた講座 vol.10

本文へ

アーカイブページへ

αcafe web スペシャルフォトコン連動企画 撮りかた講座 val.10 女性部門「私のお気に入り」お気に入りの小物を撮ろう! 講師:フォトグラファー 山本 まりこさん
  • 「スペシャルフォトコンテスト」はこちらから
  • みんなで共有
家の中で小物を撮ってみよう。

スペシャルフォトコン女性部門のテーマは、「私のお気に入り」です。写真コンテストというと、たとえばどこかに出かけて絵になる風景を探さなければと考えがちですが、家の中の小物でもすてきな写真はいっぱい撮れます。そこで今回は、お気に入りの小物をかんたんに撮れるテーブルフォトについてお話します。窓辺に撮影空間をつくって、自分の好きなものを楽しく撮ってみましょう。

  • まずはテーブルをセッティングしよう!
  • 構図を決めてみよう!
  • 自分の好きな明るさや色にしよう!
  • 撮った写真を調整して作品に仕上げてみよう!

テーブルをセッティングしよう!マークの付いた写真はクリックして拡大し撮影条件を表示できます

シンプルなドーナツが引き立つように、控えめなボーダー柄をチョイス。

テーブルクロスは必須のアイテム!

テーブルフォトを撮影するとき、被写体をより引き立たせてくれるテーブルクロスは必須アイテム。テーブルの上に被写体をただ置いて撮っただけでは、少し味気なくなってしまう写真も、テーブルクロスと組み合わせることで雰囲気や見えかたが大きく変わります。そこで、大切なのがテーブルクロス選び。主役である被写体がしっかり目立つものがおすすめです。例えば、控えめなボーダー柄など。あとは自分の好みに合わせて色や柄を選びましょう。

さっぱりしすぎて少しさみしそう。

カラフルなケーキに合わせてテーブルクロスも華やかなものに。

ここがpoint 一番のお気に入りを手前に置こう!

複数のものを撮りたいときは、まず何を一番に見せたいかを決め、それを主役にして配置してみましょう。大きいものは奥に配置してあげると写真に奥行きが出てきます。写真手前の空間が気になったら、手前に小物を入れてあげてもいいですね。ここでは撮りたい被写体を中心に、後ろや前に主役を引き立たせるものを入れてみるのがポイントです。このとき、主役と引き立たせるものが重ならないように注意して、ぴったりの構図を見つけてみてください。

同一線上に並べてしまうと主役が分かりづらく、奥行きが出ませんね。

適度な空間を作ってアイテムを置いたほうが、抜け感や光を得られます。さらにホワイトバランスをマニュアルで9700K(A3・M1)に調節し、午後の光を演出してみました。

窓越しの逆光を利用して撮ると、立体感のある明るいイメージに。

ここがpoint テーブルフォトは窓辺の逆光で撮ろう!

テーブルフォトは暗くならないよう、被写体を窓辺に置いて、窓の方向に向かって逆光もしくは半逆光(*)で撮るのが基本です。それから、直射日光はできるだけ避けます。日差しが強いときは、薄いカーテンで光をさえぎってあげると、立体感のあるやわらかな写真に仕上がります。ただ、逆光で撮ると手前が暗くなりやすいので、露出補正は必要ですね。

* 半逆光とは、斜光と逆光の中間、被写体に対して斜め後ろから光が当たっている状態

部屋の内側で撮ると均一的でまったり暗いイメージに。

ページトップへ

構図を決めてみよう!

その場の空気感を切り取るため50cmほど引いた位置から奥のケーキまで入るように撮りました。

ここがpoint 見せたいものに合わせて構図を選ぼう!

被写体が1つの場合と複数の場合では、構図も変わります。1つの場合、主役の周りの空間が大きくなると寂しい印象になってしまうので、できるだけ自分の見せたいものに寄って撮るようにしましょう。下の写真では、フルーツの表面の光沢がおいしそうに見えたので、それを大きく捉えるために横構図にして撮影しました。複数のものが並ぶ左の写真では、カフェのような楽しい空間の雰囲気を表現したかったので、写真に奥行きの出る縦構図を採用しました。

みずみずしいフルーツを強調するため、望遠側で20cmぐらいの距離まで寄って撮りました。

さらにひと工夫 視点を変えると、違った雰囲気に!

同じ被写体でも視点を変えれば、写真の雰囲気ががらりと変わります。まずは、いろいろな角度から見て「キレイだな」と思うアングルを探してみましょう。たとえば、左側の写真のようにローアングルで近づいてみると、アメのかわいい模様がはっきりと分かる写真になります。真上からのアングルで撮った右側の写真は、アメの1つひとつが小さな模様のように写り、ハートの形を主役にしたかわいらしい写真になりました。

ホワイトバランスを「電球」モードに設定し、透明感のある写真にしました。

こちらはハートのイメージに合わせて「色温度・カラーフィルター」をA3・M1に調整して、あたたかさを表現しました。

マクロレンズを使って思い切り寄ってみよう!

マクロ撮影をする際のポイントは、被写体に思い切り寄ってみること。このマクロレンズは約2.4cmまで寄ることができるので、被写体にレンズが付くぐらい大胆に寄ってみましょう。そうすれば単なる拡大写真ではなく、アート作品のように仕上がりますので、ぜひ試してみてください。

白いテーブルの上に置いた花瓶を真上から撮ってみました。絞り値を小さくすると背景がぼけて、花を切り抜いたような写真になりました。

波打っているクリームのラインと雫がきれいだったのでマクロレンズで寄ってみました。

被写体に約2.4cmまで近づけるマクロレンズ
E 30mm F3.5 Macro
SEL30M35

ページトップへ

自分の好きな明るさや色にしよう!

ここがpoint 露出補正でイメージとのギャップを埋める!

窓際で何の設定もせずにオートで撮影すると、自分が見ている感じとは大きく異なる暗い写真になってしまうことがあります。これは、カメラが明るすぎると判断して実際より暗く写してしまうためです。そこで役立つのが露出補正。プラス補正にすると、全体がふんわりとした明るい写真になります。このときは+3EVに設定しました。また、「クリエイティブスタイル」は「スタンダード」で、コントラストや彩度をプラス調整してやわらかさが出るようにしてみました。NEX-5Nなら、画面を見ながら調整できるので便利ですね。

「クリエイティブスタイル」について
詳しくはこちら

この写真では「クリエイティブスタイル」を「スタンダード」にし、
コントラスト-3、彩度-2、シャープネス-3に設定しました。

カメラは、明るい場所では暗く写そうとする性質を持っています。

ここがpoint ホワイトバランスで
好きな色味に変えよう!

ホワイトバランスを調整して色味を変えれば、あたたかみのある写真や、クールな雰囲気の写真もかんたんに表現できます。ホワイトバランスで「日陰」を選択すると赤っぽく写り、午後の光に照らされたようなやさしい写真が撮れます。逆に「電球」を選択すると、写真全体が青みがかり幻想的に仕上がります。2つのモードをフィルター代わりに使いこなせば、表現の幅がもっと広がると思います。

ホワイトバランスと各種モードについて
詳しくはこちら
  • オートホワイトバランス

  • 「電球」モード

  • 「日陰」モード

ページトップへ

撮った写真を調整して作品に仕上げてみよう!

ここがpoint PMBで写真を微調整しよう!

撮った写真をあとで見直してみると、余分なものが入っていたり、明るさが足りなかったりと気になるところが出てきます。そんなときは画像管理ソフトで微調整して、自分のイメージに近づけてみましょう。今回はNEX-5Nに同梱されている「PMB(Picture Motion Browser)」を使ってみました。トリミングで構図を大きく変えるもよし、色味や明るさを調整してまったく違った印象にしてみるのもよし。「PMB」でいろいろな作品作りを楽しんでみてください。

「PMB」は、写真をかんたんに整理・閲覧できるソフトです。撮影後の写真加工のほかに、コメントやフレームの追加などもできます。

PMB(Picture Motion Browser)の使いかたを
PMBサポートで確認する

トリミングで構図を変えてみよう

右上に床が中途半端に写ってしまった写真を「PMB」を使ってトリミングしてみました。主役のケーキに寄り、縦構図にすることで、より雰囲気のある写真になりました。

トリミング前
トリミング後

色や明るさを変えてみよう

少し暗くなってしまったバラの写真を「PMB」を使って明るくしてみました。色味もより鮮やかになり、バラの華やかなイメージがしっかり描写できた作品になりました。

補正前
補正後

ページトップへ

お気に入りの小物を撮ろう:まとめノート ここがpoint 撮影アドバイスのまとめ

◎ 一番のお気に入りを手前に置こう!◎ テーブルフォトは窓辺の逆光で撮ろう!◎ 見せたいものに合わせて構図を選ぼう!◎ 露出補正でイメージとのギャップを埋める◎ ホワイトバランスで好きな色味に変えよう!◎ PMBで写真を微調整しよう!

今回私が撮ったのはお花や小物ですが、お気に入りのものは一人ひとり違っていいと思います。難しく考えずに、まずは自分の好きなものを撮ってみてください。みなさんの好きなものを写真で共有できたら、とってもおもしろいと思います。気軽にどんどん応募してくださいね。みなさんの作品を楽しみにお待ちしています。

抽選で特製“α”ミニチュアフィギュアを合計1,000名様にプレゼント! αcafe web スペシャルフォトコンテストはこちら!
フォトグラファー 山本まりこ

今回私が撮ったのはお花や小物ですが、お気に入りのものは一人ひとり違っていいと思います。難しく考えずに、まずは自分の好きなものを撮ってみてください。みなさんの好きなものを写真で共有できたら、とってもおもしろいと思います。気軽にどんどん応募してくださいね。みなさんの作品を楽しみにお待ちしています。

http://marikoyamamoto.com/
著作紹介 左)山本まりこの「女子旅」
カメラレッスン(主婦の友社)右)NEXで撮るかんたんかわいい写真(技術評論社)
使用機材
  • デジタル一眼カメラ“α” NEX-5ND 【キットレンズ:E 16mm F2.8+E 18-55mm F3.5-5.6 OSS】
    商品情報ご購入はこちら
  • 単焦点レンズ E30mm F3.5 Macro SEL30M35
    商品情報ご購入はこちら
アーカイブページへ