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αcafe web マンスリーフォトコン連動 撮りかた講座 val.5 今月のテーマ 秋を味わう 講師:フォトグラファー 桃井一至さん
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マンスリーフォトコン「秋を味わう」入選作品一覧はこちらから
身近な秋を見つけに行こう!

ようやく暑さがやわらぎ、風が心地よく感じられるようになってきましたね。いよいよ秋本番といったところでしょうか。秋は、季節の移ろいがもっとも楽しめる上に、食欲の秋と言われるぐらいおいしいものもいっぱいです。そこで、今回のテーマ「秋を味わう」にそって、色づいた木々や季節の食べ物を楽しみながら散策へと出かけ、NEX-5Nで秋の風情を切り取ってみました。さあ、身近な秋を見つけて、秋を満喫しましょう。

  • 秋の風情を味わおう!
  • 光と影を使って演出してみよう!
  • “おいしそう”に撮って、食欲の秋をさらに楽しもう!

秋の風情を味わおう!マークの付いた写真はクリックして拡大し撮影条件を表示できます

ここがpoint 背景ぼけを生かして、さらに鮮やかに

そろそろ紅葉シーズン。ひと足先に紅葉しはじめたカエデを撮ってみました。この写真では、Aマウントの望遠レンズを使って、逆光にキラキラ輝く紅葉に迫ってみました。撮影のポイントは、紅葉の色彩を際立たせること。そのため、木々のシルエットを背景に選び、絞りを開放(絞り値を小さく)にすることで背景ぼけを生かし、鮮やかな紅葉がさらに目立つようにしました。また、赤みを強くするためにクリエイティブスタイルを「夕景」にして、色彩をさらに強調しています。

クリエイティブスタイル:スタンダード

クリエイティブスタイル:夕景

+ さらにひと工夫 輝くススキの穂を、情緒たっぷりに

秋の深まりを感じさせるススキの穂。右の写真は、標準ズームレンズの広角側でススキの穂に寄って撮ってみました。広角側だと写る範囲が広いので、背景に日本家屋を入れて和の情緒が出るようにしました。もう一枚は、ススキを「対角線構図」でとらえたものです。「対角線構図」とは、対角線上に被写体を置いた安定感のある構図で、落ち着いた雰囲気の写真に仕上がります。

対角線構図

広角側でススキに寄りながら、日本家屋が収まるようにフレーミングしてみました。

背景をきれいにぼかせる
小型・軽量ズームレンズ
※キットレンズ:E18-55mm F3.5-5.6 OSS

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光と影を使って演出してみよう!

ここがpoint やわらかな自然光でおいしさアップ

秋は新そばの季節でもあります。お料理をおいしく見せる大切なポイントは光。やわらかな自然光の入る窓側の席を選んで撮影してみましょう。お料理に自然のやわらかな光を当てることで、質感や雰囲気が出やすくなります。自然光の入らない場所では、店内の明かりにあわせてホワイトバランスを調整してみてください。この写真では、お料理の全体が写るように真上から撮影しました。NEX-5Nにはチルト可動式液晶モニターが搭載されているので、こんなときでも液晶モニターを自分の見やすい向きに変えるだけで簡単に撮影できますね。

外から差しこむ自然光が料理と共にその場の雰囲気を醸し出します。

室内の明かりで撮影

自然光で撮影

ハイコントラストモノクロ

ここがpoint 意図的に色を抑えることで、力強さを表現しよう

お料理の写真を撮ると、その素材ばかりに目が行きがちですが、おいしさを彩る名脇役にもフォーカスしてみましょう。今回は、おそばを打つ職人さんをピクチャーエフェクトの「ハイコントラストモノクロ」で切り取ってみました。モノクロにすると、色や周りのアイテムなどいろんな要素が抑えられるので、伝えたいものがストレートに伝わるようになります。この写真では、職人さんの力強さがいっそう引き立ちましたね。

NEX-5Nのピクチャーエフェクトを使って、でいろいろな物を撮ってみよう

ミニチュア(AUTO)

大きなぼけで、ミニチュア模型を撮影したような写真に。

トイカメラ(ノーマル)

周辺が暗くなり、独特の色あいを持った仕上がりに。

ソフトハイキー

明るく、透明感のある柔らかな雰囲気の写真に。

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“おいしそう”に撮って、食欲の秋をさらに楽しもう!

食べ物はただ撮ってしまうだけだと、記録写真になりがち。しかし、被写体にグッと寄ることで、主題がはっきりしてきます。

順光

逆光

ここがpoint 美味しさを画面いっぱいに切り取ろう

新そばの風味をより楽しめる「そばパン」を撮ってみました。せいろで蒸されてほくほくです。食べ物を撮るときのポイントは、まずボリューム感を出すことです。おいしそうだと自分が思った部分にグッと寄って、画面からはみ出るぐらい大きく撮りましょう。そうすると周りの余計なものが入らず、すっきりとした写真になります。それから、おいしそうに見せるためには、「順光」ではなく、「逆光」で撮ることが基本。逆光で撮ることで素材のつやや質感が出てくるので、いっそうおいしそうに見えます。

カメラの正面から光が入る「逆光」の位置から撮ると、食べ物に光が当たってさらにおいしそうになります。

さらにひと工夫 被写体を際立たせよう

焼きたてのおせんべいが並ぶお店。懐かしい雰囲気を演出するために、ピクチャーエフェクトの「トイカメラ」を使って撮影しました。「トイカメラ」を使うと四隅が暗くなるので、自分の撮りたい被写体がいっそう際立ってきます。さらに、手前や背景をぼかすことで、おせんべいにグッと迫るような感じを演出しました。左の写真は、整然と並ぶおせんべいをショーケースの横から撮ることで、写真に動きやリズム感が生まれるようにしています。

このおせんべいの並びかたのように、被写体のパターンを見つけて切り取ると、写真に気持ちのよいリズム感が生まれます

トイカメラ(ノーマル)

ショーケースに背景が映りこまないようなアングルを探して撮ってみました。

撮影協力:あめや、門前、雀のお宿、一休庵

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秋を味わう:まとめノート ここがpoint 撮影アドバイスのまとめ

◎ 背景ぼけを生かして、さらに鮮やかに ◎ やわらかな自然光でおいしさアップ ◎ 意図的に色を抑えることで、力強さを表現しよう ◎ おいしさを画面いっぱいに切り取ろう

秋は何でもおいしく、そして美しく感じられる季節です。今回は写真の構図を中心にお話ししましたが、旬の食べ物や風情のあるものを見つけたときは、そのシーンを写真に収めてさらに秋を満喫してくださいね。そして、みなさんも自分なりに味わった秋の写真をフォトコンテストに投稿してみてください!

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フォトグラファー 桃井一至

1968年生まれ。写真家・長友健二氏に師事。3年間のアシスタント生活のあと、
フリーランスカメラマンに。
現在、写真撮影をはじめ多くのカメラ関係書籍の執筆を行っている。
(社)日本写真家協会会員。撮影ジャンル/人物・海外風景など多彩

http://gizmomo.blog.so-net.ne.jp/
http://ja-jp.facebook.com/gizmomo
使用機材
  • デジタル一眼カメラ“α”NEX-5ND【キットレンズ:E 16mm F2.8+E 18-55mm F3.5-5.6 OSS】
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  • マウントアダプター LA-EA2
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  • 単焦点レンズ 85mm F2.8 SAM SAL85F28
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  • ズームレンズ 70-200mm F2.8 G SAL70200G
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