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撮りかた講座 vol.13 はこちらから
αcafe web マンスリーフォトコン連動 撮りかた講座 val.6 今月のテーマ 彩り(いろどり) 講師:フォトグラファー 山本まりこさん
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マンスリーフォトコン「彩り(いろどり)」入選作品一覧はこちらから
彩りあふれる写真を撮ろう!

今月のフォトコンのテーマは「彩り(いろどり)」。そこで、きれいな花壇に囲まれた横浜の洋館を訪れてみました。横浜なら駅から歩いていくときも見所がいっぱい。見て楽しい、撮って楽しい、食べて楽しい。そんな横浜の街で見つけた、おいしいスイーツやレトロな建物、色とりどりのお花などをデジタル一眼カメラ「NEX-5N」で色彩豊かに撮ってみました。

  • レトロな洋館を撮ってみよう!
  • スイーツをもっとおいしそうに撮ろう!
  • 光あふれる庭園を美しく撮ろう!

レトロな洋館を撮ってみよう!マークの付いた写真はクリックして拡大し撮影条件を表示できます

撮影協力:山手111番館
※2階部分の一般開放は月に1度となります。詳しくは直接お問い合わせください。

背景の室内も広めに入れてあげると、その場の雰囲気まで伝わりますね。

ここがpoint 室内の雰囲気も一緒に入れて!

横浜に多く残るレトロな洋館。その雰囲気を生かすには、周りの空間もできるだけ広めに入れて撮ってみましょう。私は背景がぼけるのが好きなので、撮影モードを絞り優先(A)モードにしてF値をいちばん小さくしました。さらに、暗めの室内ではシャッタースピードが足りないとブレやすいので、ISO感度を上げています。それから、レトロな雰囲気を演出するために、ピクチャーエフェクトの「レトロフォト」を使って撮ってみました。

白飛びを抑えるには、「オートHDR」

背景の白飛びが気になるときは、NEX-5Nの「オートHDR(ハイダイナミックレンジ)」を使ってみましょう。「オートHDR」は3枚の画像を合成して、明るいところから暗いところまで階調をしっかり表現する機能です。ここでは明暗差の大きなシーンも撮れる「オートHDR(+6)」に設定して撮ってみました。白く飛んでいた背景の窓辺までしっかり出てきますね。

ここがpoint 前ぼけを入れて、キラキラ感をアップ!

室内の雰囲気を生かすために、手前のシャンデリアをぼかして、ガラスの輝きと奥行き感を演出してみました。この場合、「マルチポイントAF」では手前のガラスにピントが合ってしまうので、「フレキシブルスポットAF(*)」を使ってみましょう。「フレキシブルスポットAF」は、自分の好きな位置にピントを合わせられるので、前ぼけや後ろぼけをつくりたいときに便利です。前後のぼけで、奥行き感が生まれて室内の雰囲気が出てきますね。

「フレキシブルスポットAF」は、縦11点、横17点から
好きな所にピントを合わせられます。

* α Aマウントの場合は、フォーカスエリアをローカルに設定します

+さらにひと工夫 「ピクチャーエフェクト」で、こんな作品に


ソフトフォーカス(弱)

ソフトな雰囲気を表現でき、光あふれる幻想的な写真に。


リッチトーンモノクロ

3枚の画像を合成し、しっとりした階調のあるモノクロ写真に。


パートカラー(レッド)

一部の色だけを抽出でき、主役を引き立たせた一枚に。

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スイーツをもっとおいしそうに撮ろう!

撮影協力:
ローズガーデン えの木てい

ここがpoint 逆光で明るく撮れば、色もおいしさもアップ!

スイーツをおいしそうに撮るには、まず直射日光が当たらない窓辺の席を選んで逆光で撮ること。でも、逆光で撮ると写真が暗く写ってしまうことがあります。それは画面全体が明るいために、カメラが明るすぎると判断して暗く写してしまうからです。そんなときは、「露出補正」で明るさを調整してみましょう。そうすれば、逆光で輪郭がきらりと輝いて、おいしそうな色あいのスイーツ写真が撮れます。NEX-5Nならピクチャーエフェクトの「ソフトハイキー」にするだけで、簡単に光に包まれたような写真になります。

順光でプラス補正しないとこんな写真に・・・

ソフトハイキー

逆光でプラスの露出補正をしてあげれば、スイーツのやわらかな質感や、キレイな色合いが切り取れます。

+さらにひと工夫 背景をぼかせば、構図もすっきり!

おいしさを演出するには、明るさだけでなく、ぼけ味も大きなポイント。背景をきれいにぼかすには、ズームレンズを望遠側にして、被写体に近づきましょう。それから絞り値もできるだけ小さくすること。NEX-5Nのマイフォトスタイルなら「背景ぼかし」で「ぼかす」にするときれいに背景がぼけますね。このとき背景にあるカップなどを被写体から離してあげると、背景がより大きくぼけて、構図もすっきりしますね。

広角側で寄ってしまいがちですが、望遠側で寄るのがポイント。

広角から中望遠までもカバーする小型・軽量ズームレンズ
※キットレンズ:E18-55mm F3.5-5.6 OSS
SEL1855
白いものをレフ板代わりに

白い紙がないときには、白いハンカチを使ってもOK。

レフ板を使えば、影になっていたスイーツの側面に光が当たり、クリームの質感がしっかり出てきますね。

「レフ板」と聞くとみなさん身構えてしまいますが、たとえばA4の白い紙でもレフ板として活用できます。この写真のように、紙で光を反射させてスイーツに当ててあげると、影になっていた部分が明るくなって、やわらかな雰囲気になります。

ここがpoint 色をプラスして、やさしい彩りに!

ホワイトバランスを「オート」にしておけば、自然な雰囲気の写真が撮れますが、さらに色あいをひと工夫。NEX-5Nのマイフォトスタイルで色あいを「クール」にすると、青みがかったやさしい色になりますね。また、下の写真では、テーブルクロスの色彩を引き立たせるため、ピクチャーエフェクトの「ポップカラー」を使って撮影してみました。

マイフォトスタイルの「クール」にすると、青みがかった色あいに。

ポップカラー

あたたかな色あいが強調されて、ポップな印象に仕上がりますね。

+さらにひと工夫 マクロレンズで色彩にクローズアップ!

今度はマクロレンズを使って、色を大胆に切り取ってみました。標準ズームレンズでも、ある程度までは被写体に寄って撮影することはできますが、マクロレンズを使えばさらに寄ることができますし、背景もより大きくふわりとぼかすことができます。スイーツの一部に思い切って寄って、構図やピントを調整してみましょう。

クリームに乗った小さなバラにクローズアップ。

チェリーソースの光沢がおいしそうですね。

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光あふれる庭園を美しく撮ろう!

自分の目線から撮ると茶色の地面が入って、暗い印象に。

ここがpoint 光の透明感を、構図と色で演出!

お花をそのまま撮るのもいいのですが、ここでは太陽が降り注ぐ庭園の雰囲気まで切り取ってみましょう。お花を下から見上げるようにして画面に空を入れてみます。それから、その場所の風とか空気が感じられるように、風が通り抜けていくような空間のある構図にしましょう。さらにピクチャーエフェクトの「ソフトハイキー」を使いながら、「明るさ」や「色あい」を調整してあげれば、光の透明感や空気感まで切り取ったような写真が撮れます。

ホワイトバランスの設定画面で、オプションボタンを押すと、液晶画面を見ながらホワイトバランスを細かく調整できます。(画像の設定画面は「NEX-5N」です)

  • ローアングルで、お花を見上げるように。

  • 「ミニチュア」を使って、お家をミニチュア模型のように撮ってみました。

  • 背景に洋館を入れながら、ラベンダーのやさしい色あいを「ソフトハイキー」で表現。

  • バラの花を前ぼけと後ろぼけではさみ、咲きほこる庭園の雰囲気を出しました。

  • 「レトロフォト」でひなたぼっこをしている猫を撮ってみました。

  • 「ソフトハイキー」を使って光とバラのさわやかな透明感を演出。

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彩り:まとめノート ここがpoint 撮影アドバイスのまとめ

◎ 逆光で明るく撮れば、色もおいしさもアップ! ◎ 色をプラスして、やさしい彩りに! ◎ 室内の雰囲気も一緒に入れて! ◎ 前ぼけを入れて、キラキラ感をアップ! ◎ 光の透明感を、構図と色で演出!

私の写真教室では生徒さんに作品を発表してもらうとき、写真のタイトルと撮ったときの気持ちも一緒に発表してもらいます。写真にタイトルをつけると、自分が主役になってストーリーが生まれ、作品の見えかたも変わってきます。スイーツや建物、お花の写真を撮ったら、ぜひ写真にタイトルを付けてみてください。そうすれば、写真がもっとおもしろくなってくると思います。

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フォトグラファー 山本まりこ

日本理工学部建築学科卒。インテリア設計の職を経て、2000年フリーランスフォトグラファーへ。建築インテリア写真、人物写真などを得意とし、広告・雑誌などで活躍中。
植田正治写真美術館フォトコンテスト大賞「ぼくのなつやすみ」(2003年)など受賞多数。

http://marikoyamamoto.com/
使用機材
  • デジタル一眼カメラ“α”NEX-5ND【キットレンズ:E 16mm F2.8+E 18-55mm F3.5-5.6 OSS】
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  • 単焦点レンズ E30mm F3.5 Macro SEL30M35
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