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αcafe web マンスリーフォトコン連動 撮りかた講座 val.7 今月のテーマ 季節のきらめき 講師:フォトグラファー 清水徹
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季節のきらめきを魅力的に切り取ろう!

今月のマンスリーフォトコンのテーマは「季節のきらめき」。この季節ならではのきらめきといえば、街角のイルミネーションや夜景ですね。そこで今回は発売前のα65を使って、ぼけを生かしてイルミネーションを幻想的に撮る方法や、空間を演出する光の切り取りかたなど、イルミネーションや夜景をより魅力的に写すためのポイントをご紹介します。

  • 光をより印象的に撮ろう!
  • イルミネーションを鮮やかに切り取ろう!
  • 夜景をもっと美しく撮ろう!

光をより印象的に撮ろう! マークの付いた写真はクリックして拡大し撮影条件を表示できます

イルミネーションが灯る並木道を、木の隙間から狙ってみました。

ここがpoint ぼけを生かしてドラマチックに

ぼけを生かしてイルミネーションを幻想的に切り取ってみましょう。ぼけには前ぼけと背景ぼけがあり、前ぼけをつくるには、被写体の手前に光源がある場所とアングルの選択が大切です。このとき、ズームレンズの広角側ではぼけが小さくなってしまうので、望遠側にしてから撮影モードをAモード(絞り優先)にして絞りを開放(絞りの値を一番小さく)にします。そうすることで、より大きな前ぼけをつくれます。あとは光源と被写体との距離が離れているほど、ぼけ具合も大きくなりドラマチックな光を演出できます。さらに、標準ズームレンズだけでなく、単焦点のF値の明るいレンズがあると、より大きなぼけ味のある写真を楽しむこともできます。

被写体と光源の距離が離れているほど、ぼけもより大きくなるので、ちょうどいい場所やアングルを探してみましょう。

マニュアルフォーカスで丸ぼけをつくってみよう

そのまま撮ると配線などが見えてしまう。

マニュアルフォーカスで、ピントを外し丸ぼけに。

最近主流となっているLEDのイルミネーションですが、クローズアップすると電球や配線がはっきり見えてしまいます。こんな場合も意図的にフォーカスをマニュアルに設定してピントをあえて外せば、光源を丸ぼけにできます。

露出補正+1.3

ここがpoint プラス補正できらめきアップ

クリスマスツリーの飾りなどのように光の反射率の高いものは、カメラが明るすぎると判断して暗く写ってしまうことがあります。こういうときは、露出補正機能を使ってみましょう。ここでは、+0.7と+1.3に補正して撮ってみました。イルミネーションの輝きをいっそう強調したいときは、大胆にプラス補正してみてください。

露出補正±0

露出補正+0.7

※ファインダー/液晶モニターに露出補正が反映されるのは、α77/α65/α55/α33/NEX-7です。

ソフトフォーカスを使うと、同じ被写体でも印象ががらりと変わりますね。

+さらにひと工夫 ソフトフォーカスで幻想的に

イルミネーションをやわらかな雰囲気にするために、ピクチャーエフェクトの「ソフトフォーカス」を使ってみました。「ソフトフォーカス」はソフトフィルターを使ったときのような効果を出せるので、やわらかく幻想的な1枚に仕上がります。ワンポイントとして、「ソフトフォーカス」を使う前に少しだけ絞ったほうが、効果が分かりやすいですね。ポートレート撮影などにも重宝する機能です。

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イルミネーションを鮮やかに切り取ろう!

ローアングルで雪が降ってくるようなイメージをとらえました。

ここがpoint 光で演出された空間を切り取る

空から雪が降ってくるようなイルミネーションで演出された空間。このような空間を美しく切り取るときのポイントは、ズームレンズを広角側にして、できるだけ被写体に寄って撮ることです。そうすることで周りの余計なものを省きながら、空間をより広くフレームに入れられます。そして、撮影モードをAモード(絞り優先)にして少し絞りこむ(絞り値を大きくする)こと。こうすると、肉眼で見ているものと同じ印象に仕上がります。ここで気をつけたいのが、手持ち撮影時の手ブレ。暗所での撮影は手ブレしやすいので、ISO感度は高めに設定。シャッタースピードが速くなり、手ブレを防ぐことができます。ただISO感度を上げすぎるとノイズが目立ってしまうので注意。

イルミネーション全体の雰囲気を撮るなら広角側に。

スローシャッターで水や光をなめらかに演出。

+さらにひと工夫 スローシャッターで、水と光を美しく演出

今度はISO感度を低くしながら、スローシャッターで噴水を幻想的に撮ってみました。ISO感度を低く設定すると、ノイズが目立たなくなり、画像もなめらかです。ここではISO100に設定しましたが、ISO感度を低く設定するとその分シャッタースピードが遅くなるので、三脚を使って撮影しました。ただ、場所によっては三脚が使用できない場合があるので、撮る前に確認しておきましょう。


  • シャッタースピード1/20秒


  • シャッタースピード8秒

ホワイトバランスの「電球」モードで撮れば、冬のムード満点。

ここがpoint ホワイトバランスを変えて、冬のムードを強調

イルミネーションを撮るときは、基本的にホワイトバランスを「オート」にしておけば、見た目に近い印象になります。これでもとてもきれいですが、最近よく見かけるLEDの青色や白色のイルミネーションを撮るときに「電球」モードにしてあげると、冬のようなイメージを演出できます。通常の電球のイルミネーションであれば、ホワイトバランスを「太陽光」にすると黄色っぽい写真になり、暖かみのある写真に仕上がります。

ホワイトバランス:オート

ホワイトバランス:日陰

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夜景をもっと美しく撮ろう!

「手持ち夜景モード」で、手持ち撮影でも夜景をくっきり鮮やかに。

ここがpoint 夜景をノイズを少なくキレイに

夜景写真はISO感度を1600ぐらいまで上げても手ブレしやすいもの。だからといって、高感度にするとノイズも増えてしまいます。手ブレを防いだり、ノイズを減らすためには、三脚を使用してISO感度を低くして撮影するのがポイントですが、ここではα65の「手持ち夜景モード」を使って撮影してみました。「手持ち夜景モード」は、三脚を使わなくても高速連写した画像を合成して、手ブレとノイズを抑えてくれる機能。ISO感度を「オート」に設定していても手ブレしやすいときに便利です。また、「手持ち夜景」モードなら、高感度で撮影するよりもノイズが少なく美しい夜景が撮れますね。ノイズが気になる方はぜひ使ってみて欲しい機能ですね。

水面に映るイルミネーションもキレイに写せました。

三脚がなくても撮れるので、簡単ですね。

F値:25 シャッタースピード8秒 クリエイティブスタイル「夕景」

F値:22 シャッタースピード8秒 ISO100

ここがpoint 夕暮れのオレンジを強調

はじめに夕暮れの景色をISO感度100に設定して、三脚を使ってスローシャッターで撮ってみました。これによりノイズも少なく、また、長時間光が当たることで街灯の輝きが増して、波も幻想的な雰囲気になりました(下の写真)。さらに夕暮れを演出するため、クリエイティブスタイルの「夕景」を使ってみました(上の写真)。特に「夕景」は黄色とオレンジ色が強調されるので、とてもドラマチックな景色になりますね。

撮影協力:ヴィーナスフォートアクアシティお台場

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イルミネーション・夜景を撮る:まとめノート ここがpoint 撮影アドバイスのまとめ

◎ ぼけを生かしてドラマチックに ◎ プラス補正できらめきアップ ◎ 光で演出された空間を切り取る ◎ ホワイトバランスを変えて、冬のムードを強調 ◎ 夜景をノイズを少なくキレイに ◎ 夕暮れのオレンジを強調

夜景やイルミネーションを撮るときは、光量が少ないので手ブレに注意が必要です。たとえば室内のカレンダーでもいいので、撮影前にカメラでテストしてみましょう。自分が手ブレしないシャッタースピードを知っておけば、ISO感度を高くしてシャッタースピードを上げればいいか、絞りを開けるのがいいか対処方法がわかりますね。ぜひ魅力的なイルミネーションや夜景の写真をマンスリーフォトコンに投稿してみてください。

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フォトグラファー 清水 徹

1967年神奈川県横浜市生まれ。メーカー勤務を経て1999年フリーランスとして活動を開始。2003年東京都渋谷にある「フォトスタジオ肖像館」代表に就任。カメラ専門誌での写真掲載や執筆、写真撮影セミナー講師などを行っている。世界の街並みや南国の風景、ポートレートなどを中心に撮影活動中。

http://www.shimizuphoto.com/
使用機材
  • デジタル一眼カメラ“α” SLT-A65VK 【キットレンズ:DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM】
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  • ズームレンズ DT 16-50mm F2.8 SSM SAL1650
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  • 単焦点レンズ DT 35mm F1.8 SAM SAL35F18
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  • ズームレンズ 70-400mm F4-5.6 G SSM SAL70400G
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  • 単焦点レンズ 85mm F2.8 SAM SAL85F28
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