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元サッカー日本代表 福西崇史 presents 2010 FIFA ワールドカップ を10倍楽しむ集中講座!!
いよいよ開幕する2010 FIFA ワールドカップ。世界中が大騒ぎになる6月、これに乗らない手はありません!! サッカーに詳しくない方もご心配なく。今回は超豪華な指南役のご登場です。
サッカー日本代表として2度のFIFA ワールドカップ出場経験を持ち、今大会ではNHKの解説者を務める福西崇史さんが、この4年に1度の祭典の楽しみかたを段階的にレクチャーしてくれます。
これを読めば、話題に乗り遅れる心配はありません! さぁ、FIFA ワールドカップを徹底的に楽しもう!!
福西崇史(ふくにし・たかし) 1976年9月1日、愛媛県新居浜市生まれ。高校までFWとして活躍し、95年にジュビロ磐田入団後、ボランチに転向し才能が開花。Jリーグベストイレブン4回選出、日本代表でも主力選手として、2度のFIFA ワールドカップ(2002年/2006年)に出場した。現役引退後はサッカー解説者として活躍。今大会ではNHKの解説者を務める。

連載バックナンバー 連載第1回 今さら聞けない!! FIFA ワールドカップって何ですか? を読む

連載第2回 これだけ覚えれば大丈夫! 今大会の注目ポイント! FIFA ワールドカップ史上初のアフリカ開催。いろいろな意味でトクベツなものになりそうな今大会の、これだけ覚えれば大丈夫! という注目ポイントを福西崇史さんがズバッと指南します!!

南アフリカ 未知の魅力

―第2回のテーマは「これだけ覚えれば大丈夫! 今大会の注目ポイント!」です。というわけで、まずは福西さんの注目チームは?

毎回のように優勝候補に挙がるブラジルやフランス、2008年ヨーロッパ王者スペイン、国内リーグのレベルの高さが随一のイングランドなどは当然注目すべきチームです。ただ僕があえて挙げたい国は・・・・・・南アフリカですね。

―その理由は、なぜですか?

今大会は、史上初のアフリカ開催なわけです。情報が豊富な強豪国に対して、開催国の情報は少ない。そんな状況で南アフリカがどう地の利を生かしてヨーロッパや南米の強豪国と対戦するのか。逆に強豪国が彼らと対峙した時、どれくらい慌てるのか。南アフリカは予選グループAでフランスと対戦します。これは見ものですね。さらに今大会は、ガーナ、カメルーン、コートジボワールなどアフリカの強豪国が出場します。「アフリカ対欧州・南米」という視点で見ると、大会の興味もぐぐっと高まるでしょうね。

Photo by Local Organizing Committee of the 2010 FIFA World CupTM

日本代表が初戦を戦うフリーステート・スタジアム。開催地のブルームフォンテーンは、南アフリカの中央部に位置する都市。

想像を絶する「高度差」

―サッカーでは、よく「ホームとアウェイの違い」という話が出ます。試合をする場所によって、そんなに違いが出るものなのですか?

メンタル面でも環境面でも大きな違いがありましたね。2002年大会は、日本で開催されました。静岡県に選手のベースキャンプ地があって、そこからの移動はバスでするのですが、熱心に応援してくれるサポーターの姿が窓から見えた時などは、「ああ、自分はホームでFIFA ワールドカップを戦っているんだ」と実感できて、気持ちが引き締まりました。

―2006年ドイツ大会では?

2002年大会では普段どおりの環境で試合に臨むことができましたが、海外の地ではそうはいかない。2006年ドイツ大会では、この違いがメンタル面にも影響しました。ホテルの中のスペースが貸切じゃなかったり、リラックスの方法が少なかったりとか。ドイツではホテル生活が長くなって、意外と苦しんだ記憶があります。ベースキャンプ地のボンのホテルは、食堂が日の差さない場所にあったんです。だから、時間の感覚がわからなくなってしまって。今が朝食なのか、昼食なのか、晩御飯なのか。毎日同じ環境にいると、体内時計が故障してしまうような感覚がありました。フラストレーションも溜まりましたね。自分としても対処し切れなかった部分です。

―南アフリカでは、どんなことが起こり得るでしょうか?

僕自身、実は本大会の取材で初めて足を踏み入れる国なんです。今言えるのは、会場間の「高度差」が想像を絶するものになるだろうということです。例えば日本代表の試合会場。初戦が海抜1400メートル、第2戦が0メートル、第3戦は1500メートルの環境でおこなわれる。つまりは「高→低→高」の順番で試合をすることになる。過酷ですよ。僕自身、海抜1400メートルのイランのテヘランで2度試合をしたことがありますが、もう頭痛でクラクラするし、吐き気はするし、走るとすぐに息が上がる。日本の選手たちがこれにどう慣れていくのか。6月までにFIFA ワールドカップのニュースに触れることがあれば、チラッと気にかけてみてほしいですね。

優勝候補は・・・・・・

―そういった難しい環境を乗り越えて、頂点に立つのはどの国でしょう?

優勝争いは、ブラジルを中心に展開していくでしょうね。現在の代表監督は、僕も現役時代一緒のチームでプレーしたことがあって、よく知った関係です。ピッチ上では「厳しい」というイメージどおりですが、プレーを離れると陽気なおじさんという感じでした。あとは、パスがよくつながるスペインでしょうか。この国は見ていて楽しいサッカーをするのでオススメです。

・・・・・・ブラジルとスペインが、南アフリカの厳しい環境でどう力を発揮していくのか。今大会の大きな見どころになりそうですね! 第3回は「日本代表 グループステージ3試合の楽しみかた」です!

インタビュー・文/吉崎エイジーニョ
写真/相馬ミナ
撮影協力/cafe doce
提供/海外サッカー週刊誌「footballista」

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