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小さいからこそ毎日持ち歩ける。デジタル一眼カメラ“α”[Eマウント]の挑戦
デジタル一眼カメラ“α”[Eマウント]は、従来の“α”[Aマウント]シリーズの高画質を継承しながら、気軽に持ち歩けていつでも撮影できる世界最小(※1)・最軽量(※1)ボディを実現しました。また、ソニーのデジタル一眼カメラで初めてフルハイビジョン動画(※2)撮影機能を搭載しています。デジタル一眼カメラの常識を変える“α”[Eマウント] 「NEX-5」/「NEX-3」。今回は、その小さなボディに秘められた可能性をひも解きます。
※1  レンズ交換式デジタルカメラボディにおいて。2010年5月11日広報発表時点、ソニー調べ
※2 「NEX-5」のみ(AVCHD:1920×1080(59.94i記録/29.97fpsイメージセンサー出力、約17Mbps))。
「NEX-3」は、MP4(1280×720 (29.97fps、約9Mbps/約6Mbps)、640×480(29.97fps、約3Mbps))になります

「NEX-5」/「NEX-3」は日常のシャッターチャンスを切り取ります

特別なイベントだけでなく、毎日の生活のなかにもシャッターチャンスはたくさんあります。すばらしい一瞬を逃すことなく高画質に、印象的に表現したい。それが「NEX-5」/「NEX-3」で成し遂げたい目標のひとつです。「NEX-5」/「NEX-3」は、多くのデジタル一眼レフカメラにも使用されている、APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載しています。これにより、交換レンズの性能を生かした、デジタル一眼カメラならではの美しいぼけ味の表現や、きめ細かな階調表現、ノイズの少ないクリアな画質を実現しています。

ふだんからカメラを身近に置いて、撮りたいときに気軽に撮影するためには小さくて軽いボディが求められます。理想はコンパクトデジタルカメラの大きさ。これを実現するためには、電子回路や機械部品の高密度実装だけでなく、レンズ交換式カメラの根幹である交換用レンズマウントシステムも新たに開発する必要がありました。こうしてAPS-Cサイズのイメージセンサーに最適化した[Eマウント]が開発され、“高画質とコンパクトさを手のひらサイズに”と呼ぶにふさわしい、世界最小(※1)・最軽量(※1)のデジタル一眼カメラが誕生したのです。

「NEX-5」/「NEX-3」に採用している、コントロールホイールとソフトキーを組み合わせた新インターフェースは、これまでデジタル一眼カメラを使ったことがない方にもわかりやすく、直感的な操作を目指しました。また、ソニーのデジタル一眼カメラに初めてフルハイビジョン動画撮影機能(※2)を採用。大きなイメージセンサーが美しいぼけ味の表現や暗所でもノイズの少ないクリアな画質を可能にしました。そして、3D撮影にも対応する(※3) 「スイングパノラマ」に代表される独自の撮影機能は、“α”はもちろんデジタルビデオカメラ“ハンディカム”やデジタルスチルカメラ“サイバーショット”で培ってきた映像技術が生かされています。また、液晶モニターには“α550”、“α380”などでも好評の、チルト可動式液晶モニターを採用。上方向に約80度、下方向へは約45度に角度が変えられる液晶モニターによって、いつもと違った視点での撮影が楽しめます。

小さくて気軽に使えるから、いつでもさまざまなシーンで撮影できる。 「NEX-5」/「NEX-3」は、日常のふとした瞬間をすてきなシャッターチャンスに変えるのです。

※1 「NEX-5」。レンズ交換式デジタルカメラボディにおいて。2010年5月11日広報発表時点、ソニー調べ

※2 「NEX-5」のみ(AVCHD:1920×1080(59.94i記録/29.97fpsイメージセンサー出力、約17Mbps)。「NEX-3」は、MP4(1280×720 (29.97fps、約9Mbps/約6Mbps)、640×480(29.97fps、約3Mbps))になります

※3 パノラマ写真を3Dで撮影できる「3Dスイングパノラマ」は、7月中旬のファームウェアアップデートでの対応を予定しています。撮影した3Dパノラマ写真は、HDMIケーブルで接続して、3D対応の〈ブラビア〉で鑑賞できます

動画撮影機能

ハイビジョン動画のワンタッチ操作を体験できる スペシャルコンテンツはこちら

スイングパノラマ

3D Readyシャッターボタンを押した後カメラをひと振りするだけで、自動的に連続撮影し、カメラ内で高精度に位置を合わせて1枚の画像としてつなぎ合わせる。

大型イメージセンサーが実現した、一眼クオリティーの画質

光を画像データへと変換するイメージセンサー(撮像素子)は、フィルムカメラにおけるフィルムと同じ役割を果たす部品で、デジタルカメラの核となる重要な部品です。1000万画素、1420万画素といった「画素数」をご存じの方は多いかと思いますが、これがイメージセンサーの性能を表す指標になります。「画素」とは画像を構成する最小単位で、画素数が多いほど写真を精細に表現できます。この画素数と同様に重要なのが、イメージセンサーの大きさです。イメージセンサーが大きければ大きいほど、より多くの光を受け止められます。イメージセンサーが受け止める光の量は、色彩の再現や立体感を再現する上で非常に重要な要素なのです。暗い場所で撮影した花の写真を例にとると、小さいイメージセンサーでは、花びらの微妙な色は判別しにくく、色彩も損なわれて平面的に見えますが、光をより多く集められる大きなイメージセンサーを搭載したデジタルカメラでは、薄暗い場所でも繊細な表現がおこなえるのです。

「NEX-5」/「NEX-3」は1/100ミリ単位で内部のパーツ配置を効率化するなどし、コンパクトデジタルカメラほどの小さなボディに、APS-Cサイズ(23.4mm×16.7mm)の「Exmor(エクスモア)」 APS HD CMOSセンサーを採用しています。多くのデジタル一眼レフカメラにも採用されているAPS-Cサイズのイメージセンサーを採用することで、デジタル一眼レフカメラと同様の滑らかな階調表現や、ノイズの発生を抑えたクリアな画質を実現しています。また、大判イメージセンサーは光を受け止める能力が非常に高いため、薄暗い室内などでもフラッシュなしでの高感度撮影が可能です。

「Exmor(エクスモア)」 APS HD CMOSセンサー

「NEX-5」/「NEX-3」に搭載した、有効約1420万画素の「Exmor(エクスモア)」 APS HD CMOSセンサー。

多くのデジタル一眼レフカメラと同じAPS-Cサイズの大型センサーを搭載しながら、大幅な小型化を実現

多くのデジタル一眼レフカメラと同じAPS-Cサイズの大型センサーを搭載しながら、大幅な小型化を実現

ISO感度を最高 12800まで設定可能

「Exmor(エクスモア)」 APS HD CMOSセンサーと画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」の働きにより、ノイズを最小限に抑えた、クリアな画質を実現しています。ISO感度を最高 12800まで設定可能。

一眼「レフ」ではないことで得られた、極限の小ささと軽さ

一眼レフカメラの“レフ”とは、レンズと撮像面(フィルムやイメージセンサー)の間に置かれた鏡(ミラー)のこと。一般的に、一眼レフカメラで撮影時に見ている風景は、このミラーを通じて光学ファインダーに映し出されています。

「NEX-5」/「NEX-3」には、ミラー部分などを取り除いたミラーレス構造を採用しました。そしてさらなる小型化のため“α”シリーズの特長のひとつでもある、ボディ内蔵手ブレ補正機能をレンズ側に移しました(※1)。この構造変更によってレンズ装着面からイメージセンサーまでの距離(フランジバック長)を従来の約4割となる、約18mmにまで短縮しています。

ミラーレス構造の採用など、従来の“α”シリーズから大きな構造変更がおこなわれた「NEX-5」/「NEX-3」では、ボディとレンズを接続する役割のレンズマウントも新規に開発しました。APS-Cサイズのイメージセンサーに対応する新開発のレンズマウント「Eマウント」は、 「NEX-5」/「NEX-3」の小型ボディに最適化されています。ちなみに[Eマウント」のEはフランジバック長の18mm、“Eighteen”に由来しています。

デジタル一眼カメラは、さまざまなレンズに交換することで、表現の違いを楽しめるところが魅力のひとつです。「Eマウントレンズ」として、わずか約67gの携帯性に優れた薄型広角レンズをはじめ、光学式手ブレ補正機能を内蔵した2本のズームレンズ、フィッシュアイコンバーター(別売、E16mm F2.8専用)やウルトラワイドコンバーター (別売、E16mm F2.8専用、2010年秋発売予定)まで、さまざまな表現を楽しめるレンズをラインアップしています。また、マウントアダプター「LA-EA1」(別売)を使うことで従来の[Aマウント]用レンズも装着できるので、幅広い映像表現(※2)が楽しめます。

※1 ズームレンズ「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS」と「E 18-200mm F3.5-6.3 OSS」(2010年秋発売予定)は光学式手ブレ補正機能を内蔵

※2 Aマウントレンズを使用した場合、オートフォーカス機能は使用できません

Aマウント

左:“α”[Eマウント]/右:“α”[Aマウント]

左が[Eマウント]、右は[Aマウント]。レンズの取り付け部(マウント)の径が、[Eマウント]はひと回り小さくなっている。

新開発「Eマウントレンズ」

E 16mm F2.8
風景や建築物の撮影、スナップなど、幅広いシーンで活躍する薄型広角レンズ

FISHEYE CONVERTER
E 16mm F2.8に装着すれば、ユニークな表現が楽しめる魚眼レンズに

E 18mm-55mm F3.5-5.6 OSS
広角から中望遠までをカバーする、小型・軽量の3倍ズームレンズ

ULTRA WIDE CONVERTER
E 16mm F2.8に装着すれば、ダイナミックな写真を撮れる超広角レンズに

E 18mm-200mm F3.5-6.3 OSS
広角から望遠まで、幅広い撮影領域を1本でこなせる11倍の高倍率ズームレンズ

マウントアダプター LA-EA1(別売)

[INTERVIEW] 「極限まで小さく、軽くする。しかし画質と使いやすさは何も妥協しない」
カメラの新しい可能性と楽しさを生み出した小さな“α”

「NEX-5」/「NEX-3」は、小さく軽いボディにデジタル一眼カメラならではの写真表現と機能を備えたことで、さまざまな可能性や楽しさを獲得しました。小型・軽量化への挑戦、そしてただ小さく、軽くするだけではなく、そこに込められたこだわりとは。「NEX-5」/「NEX-3」の開発者に話を聞きました。

開発目標は「“α”を極限まで小型化すること」
そのために必要だった大きな決断

田中:ミラーレス構造の採用と同時に、今までの“α”シリーズの特長のひとつであるボディ内蔵手ブレ補正機能をレンズ側へと移したことが、 「NEX-5」/「NEX-3」を小型化する上でのターニングポイントだったと思います。開発当初は“α”[Aマウント]シリーズと同様に、手ブレ補正機能はボディ側に搭載するつもりでした。しかしミラーレス構造を用いても、私たち開発陣が満足いくほどの小型化はできなかったんです。そこで、思い切って手ブレ補正機能を搭載しないボディを検討してみたところ、シャッター前方の空間がぽっかりと空き、小型化への道筋がつきました。

竹倉:ボディ内蔵手ブレ補正機能は従来の“α”シリーズの特長のひとつでしたから、それを搭載しない、となったときには反対意見もありました。しかし、「NEX-5」や「NEX-3」が目指すところを考えたとき、まずやってみようと思ったのが「極限までコンセプトをとがらせたらどうなるか」でした。そのテーマのためには、それまでの我々の中にあった決まりごとを一度白紙にすることが重要だったんです。

田中:今まで“α”シリーズでボディ内蔵手ブレ補正機能の開発に関わっていましたから、手ブレ補正機能をボディから外すことに、一番抵抗を感じていたのは私かもしれませんね。でも、深く関わっていたからこそ、ボディ内蔵では小型化に限界があることをわかっていましたし、思い切って手ブレ補正機能をレンズ側に移さなければならないことも理解していました。

竹倉:デジタル一眼カメラではイメージセンサーの大きさが画質を決める重要な要素となります。小さなイメージセンサーを採用すれば、ボディを小さくすることができます。しかし、「NEX-5」/「NEX-3」では、デジタル一眼カメラの画質と性能をコンパクトデジタルカメラと同程度のサイズに収めることが基本コンセプトのひとつとしてありました。一眼クオリティーの画質でなければ、いくらボディが小さくてもこのカメラの存在意義はありません。ですから、イメージセンサーを小さくするという選択肢は開発当初からありませんでしたね。

中村:「NEX-5」/「NEX-3」に搭載したイメージセンサー「Exmor(エクスモア)」 APS HD CMOSセンサーには、カメラで使用するための周辺部品と素子が一体になったコンパクトな構造を採用しました。このことがボディの小型化に大きく貢献しています。また、この構造の採用にはもうひとつ理由があるんです。光を電気信号に変換するイメージセンサーは動作時には熱が発生するんですが、その熱がイメージセンサーにとってノイズの原因となり、画質劣化を引き起こすことが問題でした。特に「NEX-5」/「NEX-3」のような小さなパッケージは熱がこもりやすいんですね。そこで、解決策としてイメージセンサーの消費電力を抑える技術開発をおこなったほか、縣たちと協力してイメージセンサーから熱を効率的に逃がすことができる構造を採用したんです。

縣:「NEX-5」/「NEX-3」のボディはデジタルスチルカメラ“サイバーショット”と同じくらいのサイズですが、イメージセンサーの大きさは段違いで、ボディ内にこもる熱もそれに比例して大きくなります。熱問題で突破口となったのが、マグネシウム合金の採用でした。強度を必要とする部品に軽くて剛性が高く、かつ熱伝導性もよいマグネシウム合金を採用することで、カメラ内部に必要だった放熱板などを極力小さくすることができました。「NEX-5」ではこの部品を外装カバーと一体化させることでさらに小型化を実現しました。

須藤 貴裕 (すどう たかひろ)
ソニー株式会社
パーソナル イメージング&サウンド事業本部 
GP商品部

竹倉 千保 (たけくら ちほ)
ソニー株式会社
パーソナル イメージング&サウンド事業本部 
商品企画1部

縣 康明 (あがた やすあき)
ソニー株式会社
パーソナル イメージング&サウンド事業本部 
GP商品部

田中 義治 (たなか よしはる)
ソニー株式会社
パーソナル イメージング&サウンド事業本部 
機構設計2部

中村 里之 (なかむら さとし)
ソニー株式会社
パーソナル イメージング&サウンド事業本部 
技術設計部

「部品を配置する“隙間”を1/100ミリ単位で探しました」
極限の小ささと軽さを求めておこなわれた連日の設計協議

「NEX-5」の構造を分解したところ

「NEX-5」の構造を分解したところ。ボディ前面のマグネシウム合金製の外装カバーが、カメラの骨格であるシャーシーの役割を兼ねている。

縣:カメラをはじめとした精密な製品を小型化する際には、部品点数の削減と部品配置の最適化がもっとも重要になります。たとえば、大きな部品をもっと小さな別の部品に置き換えることができれば、効果的な小型化や軽量化ができますよね。一般的に、デジタル一眼カメラのボディは、イメージセンサーをしっかりと固定するために大きく頑丈なシャーシー(金属製の骨格)に部品を装着し、その上に樹脂などで作られた外装カバーをかぶせています。「NEX-5」は前部にある外装カバーに軽くて剛性の高いマグネシウム合金を採用し、外装カバーにシャーシーの役割をもたせることで小型化と重量の削減をおこないました。

須藤:電気回路の設計では、電子部品を隙間なく基板に配置すると同時に、一部の部品や基板内部の回路を積み木のように立体的に配置して小型化に貢献しています。電子部品やそれをつなぐ回路の一つひとつは小さなものです。しかし、小さいとはいえすべてが合わさると、無視できないほど大きな体積になるんです。「NEX-5」と「NEX-3」の内部には、無駄な空間がほとんど存在しません。シャッターやイメージセンサーなどごく一部の動かせない部品や操作性を優先する部品以外の制限内で、配置場所を何度も検討し、機械部品(メカ)も電子部品も極限まで配置密度を高めています。毎日のように、部品の配置を1/100ミリ単位で縣たちと協議したんですね。

NEX-5

縣:須藤も私も目を皿のようにして部品を配置できる場所、というか隙間を探していたほどです。たとえば須藤に「この場所に機械部品(メカ)を収納しました」と報告すると、「そこは僕たちも目を付けていた場所なので、使われては困ります」と返される始末で(笑)。

須藤:私が担当した電気回路設計、縣が担当した機械部品(メカ)設計がお互いに「自分たちの都合でボディを大きくするわけにはいかない」と、ギリギリまで設計を突き詰めあいました。部品の搭載場所についてはもめることもありましたが、それぞれの担当部署が連携しあい、影響しあうことで「NEX-5」では世界最小、最軽量のボディ(※)を実現できたんだと思っています。

※ レンズ交換式デジタルカメラボディにおいて。2010年5月11日広報発表時点、ソニー調べ

「ただ小さくしました、というものは作りたくなかった」
高性能と高機能を凝縮したカメラを目指して

竹倉:「NEX-5」/「NEX-3」では小さいからこそ使いやすい、小さいからこそできることがあると考え、新しいカメラのジャンルを切り開くことを目指しました。その答えのひとつが、新開発の操作インターフェースです。デジタル一眼カメラを初めて使うお客さまがとまどう理由のひとつは、ボタンやダイヤルの多さから感じる操作の複雑さだと思います。そのとまどいをなくすため、携帯電話のように、液晶画面にボタンの機能を表示する操作方法を採用しました。2つのソフトキーは、操作する場面によって用途が変わり、「NEX-5」/「NEX-3」の豊富な機能を直感的に使うことができます。

また、コントロールホイールをクルクルと回すと写真のぼけ味が変わる「背景ぼかしコントロール」機能や、撮影シーンに合わせて撮影のコツをワンタッチで表示できる「撮影アドバイス」機能、操作に困ったときに便利な「ヘルプガイド表示」などにより、 「NEX-5」/「NEX-3」で初めてデジタル一眼カメラに触れるというお客さまにも安心して使っていただけると思います。余談ですが、ボタンという物理的なスイッチが少なくなったことはカメラ本体の小型化にも役立っているんです。

項目選択や画面スクロールが容易なコントロールホイールを採用

ボタン数を最小限にし、項目選択や画面スクロールが容易なコントロールホイールを採用。 また、携帯電話でも広く使われているソフトキーの概念を取り入れ、場面ごとに用途の変わる2つのボタンで、さまざまな機能を直感的に操れる。

背景ぼかしコントロール

液晶画面を見ながら、直感的な操作でぼけ味をコントロールできる新搭載の「背景ぼかしコントロール」機能(※)。

※ 「iAUTO(おまかせオート撮影)」モード時に、「背景ぼかしコントロール」機能を選択すると使用可能

縣:小さなカメラだからこそこだわった部分としては、シャッターボタンを押した時の感触があげられます。小ささを追求すると、どんなに高性能でも大型機のミニチュアのように感じることがあります。「NEX-5」/「NEX-3」は新しいカメラのジャンルを切り開く存在として、大型機の高性能と高機能を凝縮したカメラにしたかったんです。そのために、シャッターボタンの押し心地など、質感にはとくにこだわりました。

田中:カメラに詳しい方は、レリーズの機械的な作動音にもぜひ注目してほしいですね。シャッターとチャージ機構はボディの小型化や、最高毎秒約7枚の高速連写(※)に対応できる性能と耐久性を第一に設計しました。 そのうえで理想の作動音を求めて、音の周波数を解析し、チャージ機構の構成を修正しながら設計をおこないました。ほんのちょっとの遊びとも言えることなんですが、シャッターの切れる音は、長年カメラの開発に関わってきた人間としてはどうしてもこだわりたい部分でした。

※ 「速度優先連続撮影」モード使用時。「速度優先連続撮影」モード時は、1コマ目の露出とピントに固定されます。撮影速度は、撮影条件や使用するメモリーカードにより異なります

中村:“α”シリーズでは初めてとなるハイビジョン動画撮影機能(※)や、「スイングパノラマ」を搭載することは、我々にとっても大きな挑戦でした。デジタル一眼カメラだからこそ可能なハイビジョン動画の画質や表現はぜひ体験していただきたいです。また、ノイズの少ないクリアな写真画質は、APS-Cサイズのイメージセンサーとそれを活かす高性能レンズ、さらに画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」の力が可能にしています。これまでコンパクトデジタルカメラに親しんでこられたお客さまには、一眼だからこそ得られる画質を体験していただきたいと思います。

須藤:すべての開発スタッフの思いは、「デジタル一眼カメラの画質と性能に妥協することなく、コンパクトデジタルカメラと同じサイズに収める」という部分に集約されると思います。開発が始まったばかりの頃は、どこから手を付けようかという気持ちでいっぱいでした。デジタル一眼カメラに搭載する回路や部品は膨大な数で、はじめは「NEX-5」のサイズを実現できるのかと不安に感じていました。さまざまなスタッフと毎日のように協議して、皆で作り上げていくことで、「NEX-5」/「NEX-3」は当初思い描いていたものよりもすばらしいものとなりました。デジタル一眼カメラは大きさや重さ、複雑に感じる操作が原因で、特別なイベントにだけ使うというイメージが少なからずあると思います。ですが「NEX-5」/「NEX-3」にはそれを払拭できる力があると思います。小さいからこそできる、小さいからこその楽しさをぜひ味わってください。

開発スタッフ

今まで気づかなかったシャッターチャンスが見つかる、新しいカメラの楽しさが見つかる

小さく軽いボディにAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載した“α”[Eマウント] 「NEX-5」/「NEX-3」は、ポケットやポーチに収まるデジタル一眼カメラという、新しい可能性をもつカメラとして誕生しました。散歩やちょっとした買い物など、普段の生活で見つけたすばらしい表情や景色を、デジタル一眼カメラのクオリティーで残す。あるいは、チルト可動式液晶モニターを使って、高いところや足もとなどにある被写体を捉える。デジタル一眼カメラのすばらしい描写力はそのままに、手軽に持ち歩ける携帯性を手に入れた「NEX-5」/「NEX-3」だからこそ撮れる写真があります。シャッターチャンスは、大切なイベントだけではありません。「NEX-5」/「NEX-3」を持って周りを見渡してみれば、今まで気づかなかったシャッターチャンスがきっと見つかるはずです。

デジタル一眼カメラ“α”[Eマウント] 「NEX-3」

デジタル一眼カメラ“α”[Eマウント] 「NEX-3」

滑らかな曲線を取り入れた小さなボディに、有効約1420万画素の「Exmor(エクスモア)」 APS HD CMOSセンサーを搭載。デジタル一眼カメラの高い写真表現力とともに、ハイビジョン(MP4(1280×720 (29.97fps、約9Mbps/約6Mbps)))動画撮影など、新しい映像表現をいつでもカジュアルに体験できます。

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デジタル一眼カメラ“α”[Eマウント] 「NEX-5」

デジタル一眼カメラ“α”[Eマウント] 「NEX-5」

世界最小(※)・最軽量(※)ボディに新開発の有効約1420万画素の「Exmor(エクスモア)」 APS HD CMOSセンサーを搭載。また、美しいフルハイビジョン(AVCHD:1920×1080(59.94i記録/29.97fpsイメージセンサー出力、約17Mbps))動画撮影機能を採用。写真でもフルハイビジョン動画でも、一眼カメラならではの美しいぼけ味の表現などを可能にしました。

※ レンズ交換式デジタルカメラボディにおいて。2010年5月11日広報発表時点、ソニー調べ

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