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製品情報>My Sony Club>知る・楽しむ>メールマガジン>連載>思い出のソニー製品ストーリー 第1回 藤井フミヤ

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思い出のソニー製品ストーリー

連載第1回 藤井フミヤ Fumiya Fujii

各界で活躍する著名人が、思い出深いソニー製品の魅力を語る新連載。 第1回は、ミュージシャンの藤井フミヤさんの登場です。 高校時代に初代“ウォークマン”と出会った藤井さん。 音楽とともに過ごした青春の日々を振り返ります。

藤井フミヤ

profile 藤井フミヤ

1962年7月11日、福岡県生まれ。1983年、チェッカーズのリード・ボーカルとしてデビュー。1993年以降、ソロアーティストとして活躍。「TRUE LOVE」や「Another Orion」などミリオンヒットを世に送り出し、あらゆる世代から支持を得る。

ソニーミュージックの藤井フミヤ公式サイトはこちら

“ウォークマン”との出会いは1979年、高校生の頃。友達がバイト代をはたいて買った初号機の“ウォークマン”(TPS-L2)を借りて聴いたんだ。一番驚いたのは、ヘッドホンをつけて音を聴いた瞬間。「なにこれ! うちのステレオよりいい音じゃん!」ってビックリしたよ。それまで家の外で、しかもステレオ(L/R)で音楽を聴くことなんてなかったからね。うわーっと世界が広がっていく感じがした。そのくらいインパクトがあったよ。今で言うと、何を手に入れた感じなんだろうな……。いや、やっぱり、こんなにインパクトのある体験は、なかなかないよね。

“ウォークマン”の魅力は、やっぱり自分の好きな音楽を持ち歩けるところだよね。今となってはあまりに普通のことだけど、当時は全然普通じゃなかったんだ。俺が初めて手に入れた“ウォークマン”は、たしか友達から中古で買った初号機。すごく流行ったアイテムだったから、それをいち早く取り入れて「どうだ!」って自慢げな感覚だったと思う。もちろん高校にも持って行ったよ(笑)。“ウォークマン”で音楽を聴いた瞬間、なんてことない教室の風景が物語のセットに見えて、まるでドラマの中にいるような感覚になったのを覚えてる。“ウォークマン”がいつもの風景を変えてしまったんだよね。あと“ウォークマン”の初号機は、彼女とふたりで音楽を聴きながら会話ができる機能があるのもよかった(※1)。ふたりでヘッドホンをして音楽を聴きながら(※2)、オレンジのボタンを押すと、音楽と一緒にマイクを通した自分たちの声が聴こえてくる。それをやりたくてしょうがなかったんだ。まるで物語の主人公になったような気分に浸れる、すごくラブリーな機能だったよ。

※1…内蔵マイクによる外部音モニター機能「ホットライン」のこと

※2…当時の“ウォークマン”にはヘッドホン端子が2つあり、2人で同時に音楽を聴くことができた

“ウォークマン”「TPS-L2」

藤井フミヤさんが愛用した初代“ウォークマン”「TPS-L2」

俺は当時、洋楽ばっかり聴いてたんだけど、“ウォークマン”で音楽を聴くようになって、ニュー・ミュージックを聴くようになったんだ。大瀧詠一さんが設立したナイアガラ・レコードの作品や、ユーミン、YMOもよく聴いたな。音楽をステレオで聴くようになって、よりいっそう音色のいい音楽を求めるようになった。“ウォークマン”はいわゆるドンシャリの効いた音質が魅力だったから、それを味わえる音楽を好んで聴くようになったよ。“ウォークマン”という新しいハードの登場によって、ソフトの嗜好も少し変わったよね。

“ウォークマン”を使っていたシチュエーションで一番想い出深いのは、列車の中だね。俺は高校を卒業して、チェッカーズでデビューするまで国鉄(現JR)で働いてたんだけど、途中で職場が長崎に変わったんだ。実家のある久留米市から長崎まで電車で2時間以上かかるから、その間はずっと“ウォークマン”で音楽を聴いてた。そのころ遠距離恋愛をしてたから、彼女のくれたサザンオールスターズのテープを聴いたことを覚えてる。音楽を聴いてると、彼女を想う時間が長くなるよね。列車の外に流れる見慣れた風景ですら、ドラマのワンシーンのように見えたよ。そう考えるとロマンチックだよね。

それからテープがCDに変わり、MDに変わり、いったい何台の“ウォークマン”を手にしたのか、わからないくらい買ったよ。でも実は今日、自分が“ウォークマン”の初号機を持っていたことを久々に思い出したんだ。そう考えると俺は、ソニーのいろんな初号機を買ったよ。ベータ方式のビデオデッキから“ハンディカム”、AIBOまで、いろんなものを手にしてきた。とくに若い頃は新しいものが好きだったからね。

これからソニーに期待することといえば……そうだな、やっぱり大型ロボットを作ってほしいな。とくに俺たち日本人は、ロボットになじみが深いでしょう。子どもの頃から“鉄腕アトム”や“マジンガーZ”、“機動戦士ガンダム”といったカルチャーに触れてきてるからね。いずれ俺が老人になったときに、世話をしてくれるロボットがいるかもしれないよね。「藤井ノオジイチャン、検温シマス」とか、「将棋ヤリマスカ?」とか(笑)、対話のできるロボットが登場するかもしれない。この先の未来、ソニーがそんなロボットを作ってくれたら、俺はきっと初号機を買うと思うよ(笑)。

藤井フミヤ 最新作【完全生産限定盤】ライブDVD『F's CINEMA + Spring Fever』 7月21日(水)発売 ソニーミュージック 13,200円(税込)

【完全生産限定盤】ライブDVD『F's CINEMA + Spring Fever』

2009年12月30日に日本武道館にておこなわれた『F’s CINEMA』ツアーファイナル公演と、2010年4月14日に東京・中野サンプラザにておこなわれた『Spring Fever』を全曲コンプリート収録した藤井フミヤの2枚組ライブDVDパッケージ。両公演のライブ写真をふんだんに盛り込んだ、豪華60ページのオールカラーフォトブック付き。

※完全生産限定盤のため、商品がなくなり次第販売終了となります。

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