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連載:あなたの「したいこと」をかなえるワンポイントアドバイス

vol.8 ワークショップ編 初めてデジタル一眼カメラを手にしたあなたに写真をもっと楽しむ方法をお伝えします

日常で見つかるステキな景色をデジタル一眼カメラ“α”「NEX-3」で写真に収めましょう
毎日見慣れているはずの街の景色にレンズを向けてパチリ。レンズを通して切り取られた景色には、何気なく過ごしているときには気づかない面白さが隠されています。今回は、写真家の藤里一郎さんをお招きして、ソニーの直営店「ソニーストア 名古屋」でおこなわれたデジタル一眼カメラ“α”のワークショップの模様をお伝えします。毎日の生活の中で気軽に撮れるステキな写真。撮影することの楽しさは、意外な場所で見つかるシャッターチャンスから生まれます。
今回の講師:写真家 藤里一郎さん

カメラを手にすると見慣れた街がシャッターチャンスの宝庫に変身

今回のワークショップで使用したカメラ デジタル一眼カメラ“α”[Eマウント] NEX-3 「NEX-3D」

皆さんこんにちは。今日は初めてデジタル一眼カメラに触れる方に、楽しさであったり、撮るときのちょっとしたコツであったりをお伝えしたいと思っています。皆さんは、カメラを手にしたとき何を撮ったらいいかわからない、もしくは印象に残る写真はどうやったら撮れるんだろう、とお悩みになったことはありませんか? 僕は写真は自由に、楽しく撮るものだと思っています。でも「良い写真を撮ろう」という意気込みが強すぎてしまうと、特別なイベントじゃないからとカメラを持っていかなかったり、何気ない場面では、つい撮影の手が止まってしまったりする時がありますよね。実は、日常の中にも、ステキな写真のシャッターチャンスはたくさん隠されているんです。

撮りたいものが見つからない。そんな時はカメラを持って街に出てみましょう。カメラを持ち歩くことで、頭の片隅に「面白いものを写真に撮ろう」という考えが無意識のうちに芽生えて、今まで気づかなかった面白いものをいろいろ見つけられるんです。僕はこれを「カメラEYE」と言っています。皆さんも次に外出するときはカメラを持ち出してみてください。何気ない日常の景色の中からでも、楽しい何かを「カメラEYE」で見つけだせて、皆さんもステキな写真を撮ることができますよ。

[講師からのワンポイント] 
●まずは撮ること! カメラを片手に街を歩いてみましょう
●カメラを持ち歩いていると、普段は気づかないようなステキな被写体を発見できるようになります

ちょっとした工夫で写真はぐっと印象的に変わります

思い出深い写真が撮れた、でも何かひと味足りない、もっと印象深くしたい、と感じた時。印象的な写真を撮るにはいくつかの方法があります。今回はすぐに使えて効果も高い選りすぐりの方法をお教えします。

普段から見慣れている景色でも、写真の中で非日常を演出することで、とても面白い表情を見せる場合があります。非日常の演出と言っても大掛かりなことはありません。例えば、カメラをちょっと斜めに構えて写真の中の地面を傾けてみましょう。これだけで見慣れた景色の写真が「あれ? ここ、どこだろう?」と新しい印象に変わります。

写真の表現は“引き算”であると思っています。印象的な写真を撮る際には、写真の中で一番見せたいもの、すなわち“主題”を際立たせることが大事なんです。例えば、お料理やアクセサリーなどの小物を写した写真に多い“ふわっ”と広がった背景のぼけ。背景をぼかすのも“引き算”のひとつです。主題以外をぼんやりさせて印象を和らげることで、主題を際立たせているんです。

また、写真の中に主題以外をできるだけ含めない、というのもひとつの方法です。撮影時に一歩前に出ると、主題が大きく写って迫力が増します。主題が大きくなると同時に写る背景を少なくできて、主題をより強調できるんです。また、一歩前に出ることで被写体がさらによく見えるようになります。そこで新しい発見があれば、シャッターチャンスが広がるかもしれませんね。

[講師からのワンポイント]
●見慣れた景色でも、カメラを少し傾けて撮影すれば、写真の印象が変化します
●背景をぼかしたり被写体に近寄ったりして、写真の主題を際立たせましょう

写真の楽しさは撮影しなきゃわからない!気になるものはどんどん写真に収めましょう

難しい話はここまでにして、実際にみんなで撮影しに行きましょう。皆さんにお貸ししたデジタル一眼カメラ“α”「NEX-3」を持って、これからソニーストア 名古屋の周りをお散歩します。「カメラEYE」を発揮して、いろんな被写体を探してみてください。写真の楽しさはなんと言っても撮ることですからね。

「NEX-3」の撮影モードは「おまかせオート」にしておけば大丈夫です。もちろん、「背景ぼかしコントロール」機能を使って、背景を“ふわっ”とぼかしても面白いですよ。「カワイイや、ステキ」と感じるものがあれば、どんどんシャッターを切って思い出の1ページに加えてください。デジタル一眼カメラはフィルムカメラと違って現像代はいりません。思いのままにたくさん撮影して、お気に入りの1枚を見つけましょう。

さあ、撮影散歩も終わり、ソニーストア 名古屋に戻ってきました。「NEX-3」を持った一団が街並みをずっとカメラで狙っていたので、道行く人が驚いていましたね(笑)。皆さん、ステキな写真は撮れました? それではこれから、皆さんの自信作を1枚ずつ見ていきましょう。僕が1枚ずつコメントをしていきますね。同じような場所を散歩してきても、人によって、「カメラEYE」が全然違っているから面白いんです。

「ビルの谷間に広がる空の青さがとても気持ちいいですね。街中での撮影では看板の文字が気になるのですが、撮る角度を工夫して見せないようにしているのがポイントです。写真の中に文字、特に日本語があると、写真を見る人はどうしてもそれを読んでしまうんですね。逆に「読ませる」という撮りかたもありますが、特に見せたいわけではないのなら、文字を外したほうがかっこいい写真になると思います」

「今日、飛び入りで参加してくれた、僕の友のK-1ファイター、佐藤嘉洋選手。彼の作品がこちらです。とてもアーティスティックで、強いメッセージを感じる作品ですよね。被写体をフレームで切れてしまうギリギリまで手前によせて、奥側に空間を作っています。写真を見る時、被写体が手元に近いことで自然と写真に集中しやすく、メッセージを受け取りやすくなっていますね」

「子どもの声が聞こえてきそうな写真。よく見ると、風船に水のしずくがついているのが涼しげです。背景が適度にぼけて写真全体に奥行きが感じられます。この写真は、水風船をまっすぐ捉えることで緑、白、黄色がほぼ均等に画面に映っています。ここでカメラを斜めにして黄色か緑の面積を多くすると、また違った面白さが表われたかもしれません」

「ご自分の足を写しこんだのがユニーク。歩道のタイルの模様を足あとに見立てたことで写真からおかしみが生まれています。タイルの模様はお花をモチーフにしたものだそうですが、違う見方をすることで興味や空想が広がっています。1枚の写真からいろいろ想像がふくらむのも写真の楽しさですね」

「とても涼しげで水の音が聞こえてきそうな写真です。金魚ではなく、水のあぶくにピントが合っているのに注目してください。金魚は色鮮やかで華やかな存在ですが、生物のアップを生理的に好まない人もいます。この写真ではわずかに金魚をぼかすことで、涼しさを色の鮮やかさで際立たせつつ、嫌悪感を生み出さないようにしているのがすばらしいと思います」

「カラー写真ですが、モノクロにも見えるアーティスティックな作品です。直線がスッと画面の奥に伸びていることに気持ちよさを感じます。街中にあるビルは日常見慣れている存在ですが、こうやって写真に撮ることで「ここはビルのどの部分だろう?」と考えさせられるのがいいですね」

「路上に駐車しているオートバイを顔に見立てているのが面白いですね。オートバイの後ろに写っている佐藤選手とオートバイの顔が似ているから撮ったんだそうです。今だけの時間を記録できるのは写真の醍醐味です。“今だけ”の写真はいい思い出として残るだけでなく、会話のきっかけにもなります」

「何かを守るためのカギは、モチーフとして独特な存在感のあるものです。この写真からは何を守っているんだろう? といろいろな想像がふくらみます。また、よく見ると撮影された方の姿の一部がカギに写りこんでいます。微妙に顔が写りこまないようにしているのに注目してください。顔が見えないことでミステリアスな雰囲気を感じます」

「小さな提灯がズラッと並び、その終点に大きな提灯が。まるで落語の“オチ”のような愉快さがあります。ストーリーを感じる構図ですね。この並んだ提灯は面白いモチーフじゃないですか? もう少し右側で撮ったり、空に向かって提灯行列が伸びるように撮ったりすれば、このモチーフだけで何点かユニークな写真が撮れそうですよね」

「黄色いアヒルのおもちゃがひっくり返っているところがシュールです。画面を横切るように伸びている青い水草が、自然と黄色いアヒルへと視線を誘導し、赤い金魚とよいバランスがとれています。見せたいものに対して矢印となるような線をもってくることで、それを強調しているのが秀逸です」

「緑のみずみずしさとビルが反射している夏の日差しが上手くマッチしているのがいいですね。ビルの冷たいイメージと、緑の柔らかさが互いに引き立てあっています。「NEX-3」の“背景ぼかし”によってビルの部分がぼけているのがとてもいいですね。カッチリした線で構成されているビルまでぴったりピントが合っていれば、ゴチャゴチャした“うるさい”写真になっていたかも知れません」

撮影散歩は30分程度と短く、場所もソニーストア 名古屋のすぐ近くの路地と、参加者の皆さんにとってはありふれた風景だったと思います。それでも、参加者の皆さんは「NEX-3」で気になる被写体をどんどん見つけて、撮影を積極的に楽しんでいたのがとても印象的でした。皆さんの「カメラEYE」の力で、見慣れた身近な街でも今まで気づかなかったステキな写真がたくさん撮れました。

[講師からのワンポイント] 
●普段から目にしているありふれた風景でも、カメラを通して見るとステキな被写体に変身します

写真は自由に撮るのが一番です。「失敗」を悩む必要なんてないんです

写真の醍醐味は、「ステキ・カワイイ・オモロ」と感じるものを自由に撮ることです。ただ、写真を真剣に考えすぎている方は、ご自分で撮った写真について、ステキな作品ばかりなのに「失敗作が多くて」と言います。自分の写真を自分で失敗作と考える必要はないんです。撮った時は例え思い通りではなくても、時間が経つことで気づかなかった良さを見つけることだってあるんですよ。

普段からいろんな被写体を撮ることで、ステキな思い出と写真がたくさんたまっていきます。撮影や写真をきっかけに友情が深まったり、意外な人とお友達になれたりするかもしれません。皆さんも写真で広がる楽しさを、ぜひ味わってください。

写真家 藤里一郎

最高の一瞬を逃さず撮ることに情熱を燃やしていることで知られる写真家。個展、ウェブ、広告、雑誌などの媒体で、人物、料理、景色と、ジャンルを問わず作品を発表。ワークショップにも力を入れ、多くの初心者や幅広い年齢層へ写真の楽しさを手ほどきしている。代表作に「武田幸三 REAL 錆びない、鋼鉄」、「夢野ひなた FINAL2006.3.20」、伊坂幸太郎「死神の精度」、森沢明夫「ラストサムライ」ほか。
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写真家 藤里一郎

今回のポイントのまとめ

●カメラを持ち歩くことで、見慣れた街にもいろいろな発見があります
●印象的な写真を撮るためには主題を際立たせることを意識しましょう
●ちょっとした撮影のコツを覚えておくと、写真はもっと印象的になります
●失敗作にとらわれずに、気楽にたくさんシャッターを切ってください

ソニーストア 名古屋

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『ソニーストア 名古屋』は、東海エリアにおけるソニーの情報発信拠点となるように、最新のエレクトロニクス製品をご紹介したり、ネットワークサービス・コンテンツなどを組み合わせた新しいユーザー体験をご提供したりする場です。体験・体感はもちろん、ソニーの直営店として、その場でのインターネットによるご注文や、一部商品を購入して持ち帰ることも可能です。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

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